
昨日、2年に一度ある東京都の定時物品指名参加申請を送信しました。今までとは申請方法が変わったことを知らなかったので、面食らったと同時に中々ICカードのPIN入力画面が表示されず、東京都のヘルプデスクに電話で教えて貰い大分時間が掛かりましたが、どうにか送信完了しました。
今日はその添付書類の消費税抜決算書と登記上の本店と事実上の本店が異なるのでその確認書類を持参しました。場所は東京都第一庁舎15Fの財務局契約第二課です。12時40分に行きましたが、部屋は暗くお昼休みでした。その受付も済ませ、いつごろ承認されるのか確認したところ、件数が多いので約1週間は掛かるとのことでした。
その足で第二庁舎3Fの不動産業課へ、業者の方がほとんどいない状態でしたので、すぐ宅建業監査役変更届を提出し受理、最近不動産業課は行ってなかったので、申請の手引きを申し出たところ、今はストックがないので、ホームページで確認してくださいとの返事でした。
今度は同じフロアーの建設業課へ建設業決算変更届を提出し受理されました。その後遅い食事を4Fの職員食堂であまり食欲がなかったので天ざるそばで我慢。天気予報の通り曇りでしたが雨も降らず熱いくらいの気温でした。そのままどこにも寄らず事務所へ戻りました。
昨日は以前有限会社設立や増資登記をした顧客の役員死亡と後任取締役選任の特例有限会社変更登記申請書を提出しました。死亡が2年8か月前でしたので、登記懈怠の過料15~20万円の罰金が簡易裁判所から通知があることを伝えました。
併せて建設業許可の防水工事業を新規で取得したいとのことでしたので、必要な書類一覧をパソコンで打ち出してお渡ししました。この許可は間違いなく取れますので、久々に大きな仕事になりそうです。登記も明日には補正がなければ会社謄本が取れそうです。
一週間前よりご依頼のあった株式会社の監査役死亡と監査役設置廃止登記の書類作成が出来たので、午前中、お伺いしてその書類に代表実印や取締役の三文判を押印し、同時に宅地建物取引業者名簿役員変更届の表紙にも代表実印を押して貰いました。それから東京法務局田無出張所に出向き4万円の収入印紙を貼って株式会社変更登記申請書を提出しました。
午後は東久留米市の鉄筋工事業を営む顧客へ建設業決算変更届と法人事業税証明書申請・受領の委任状に代表実印を貰い、工事実績書と決算書のコピーを預かり、前金で報酬を頂きました。その後小平都税事務所へ行き法人事業税納税証明書を受領しました。
平成18年5月1日の会社法施行により株式会社はその会社の機関設計が自由に出来、その会社の実情に併せて定款の変更決議により可能になりました。
例えば、今までの株式会社は資本金1,000万円、取締役3名、監査役1名又株主総会、取締役会、監査役を置く必要がありましたが、株式譲渡制限会社は取締役会や監査役を廃止することができ、取締役、監査役の任期も就任より10年にその任期伸長が認められました。極めて有限会社に近い機関制度を認めました。有限会社は有限会社法が廃止になり、特例有限会社という株式会社としてその存続が認められました。これから有限会社を設立することはできません。
上記の会社は取締役会を廃止、今回監査役設置の定めを廃止しますので、会社の機関は株主総会と取締役のみです。代表取締役の選任は株主総会の決議又は原始定款、定款の定めに基づく取締役の互選により選定します。
常時、登記書類を作成していないので、細かい規定を忘れていることがありますので、確認しながら間違いのない書類作成を心掛けています。