
昨日は13時に予約していた大型案件の経営事項審査を受けるため東京都庁第二庁舎20階の審査会場へ出かけました。
お昼に近かったせいか師走とはいえ寒さをあまり感じなかったですね。
会場に行く前、申請書に貼る収入印紙を第一庁舎1階の都庁郵便局で買い求めました。
このところ都庁においてはテロへの警戒からか入館者への厳しいチェックが行われ、申請書に氏名や行先・入館時刻等を書いて長いテーブル前に立っている警備員に提出し、首から下げるプレートが手渡されます。
最初は戸惑いましたが慣れてしまうと、あまり違和感は感じなくなるものですね。
会場に行くと大臣業者のイスには2名、都知事業者のイスには9名の申請者が待っていました。いつもよりは人数が少ないように感じられる。
大臣業者は書類の形式審査、つまり提出書類がすべて整っているかの審査です。
15分位待たされて審査を開始。
技術職員名簿の順序を年齢の若い順に並べるように指示する文章が国交省のホームページに載っていたとのことでしたが、実際は6割の業者が知らなかったようで今回はそのままで構わないと国交省関東整備局も諦めた様子。
来年はどうなるか分からないそうです。
工事技術者が1000人以上もいる大手ゼネコンは並べ替えるだけでも相当の時間がかかるとの苦情があったと都の担当者が教えてくれました。
そんな話しをしながら無事、書類審査が終了しました。
それから3階の建設業課へ行き、決算変更届を提出。
懇意の担当者と来年6月から始まる解体工事業の新設について情報を得ようとしましたが、未だよく知らされていないとのことでした。
時計を見ると2時頃になっていたので遅めの昼食を立ち食いソバで済ませ事務所に戻ってきました。
今年は暖冬の予報でしたが、師走の忙しさと寒さが身に沁みる1年を締めくくる年末を迎えました。
皆さんは今年を振り返り、どのような1年をお過ごしだったのでしょうか。
私はこの1年、体調が悪く仕事に影響が出るほどの最悪の状態でした。
年齢から来る体力の衰えもあるかもしれませんね。
ここにきて大型案件が続き連日、書類作成に没頭しています。
一番の問題は毎年のように法改正があり、大幅な書式変更と裏付け書類も追加されたことでより複雑になってきたことです。
よく申請の手引きを確認しないと思わぬ落とし穴がありそうです。
今の仕事は公共工事の指名参加業者が必ず受けなければならない大臣許可業者の経営事項審査申請書類作成です。
その前段階として会社の経営状況分析申請を作成提出して経営状況分析結果通知書の原本を郵送で受領します。
そして東京都庁において経営事項審査申請をする時の必須の添付書類になるわけです。
大きな会社ですがゼネコンではないので兼業があり税理士の作成した確定申告書を建設業法による勘定科目に振り替え、財務諸表と完成工事原価報告書と兼業原価報告書を作成します。
税理士が原価報告書を作成していないのでとても苦労します。
それと工事実績書を建設業種ごとに作成し請負金額の大きい順に10件分の工事請負契約書と工事注文書の写しを添付します。中々集まらないので苦労します。
技術職員の配置も経審申請業種に対応した資格ごとに顧客の資料より配置します。工事請負金額により現場専任制度がありその工期期間は他の工事現場の兼任技術者になれませんので工期が重ならないよう適正な技術者配置をします。
工期が重なると工事実績を認めない規定になっているからです。
今週一杯かかりそうです。
来週は顧客回りがあり、他に役員変更登記申請書類と決算変更届も作成します。さらに来年早々には物品の公共工事指名参加申請があり年内にその準備もしておかなければなりません。
そのような状況で年内は忙しいので、Facebookもお休みしています。
近況方々のご報告でした。
皆さんも良い新年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます。